【小児言語発達】こどもをほめよう

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お子さんをほめてますか?

子どもとの生活の中で
ついつい叱ってしまうことってありますね

今日は「子どものほめ方」について

子どもがそれまでにできなかったことが
できるようになったり
課題をクリアできたときは
小さなことでも構いません
すぐに笑顔で
目一杯ほめてあげましょう

どんなタイミング?

子どもをほめるタイミング

それは
その行動がおきた直後です
時間が経てば経つほど
子どもはなぜほめられたのかが
わからなくなります

子どもの行動を見て
褒めるタイミングが見られたら
すぐにほめること

まずはそこから始めてみましょう

ごほうびのお菓子はいいの?

発達に悩みを抱える子の中には
ほめられていることがわからず
ほめられても反応できないお子さんも
いらっしゃいます

そんなときは「お菓子」なども
実は効果的

餌付けみたいで心配ですか?
そうですね
もちろんあげかたを間違えると
餌付けのようになりますので
正しい手順が必要です

どうしても「ほめられている」
ということを理解できない子もいるんですね
その場合にお菓子は
とてもわかりやすいごほうびとなります

しかしお菓子を与える場合
かならず「ほめ言葉」をかけましょう

そして必ず
「できた行動」を強化してあげましょう

徐々に「ほめる」という
声掛けの意味を理解できるようにし
お菓子の頻度を減らしていきます

最終的には「ほめ言葉だけ」で
モチベーションが上がるように
少しずつステップアップしましょうね

ほめるときは全身で

そしてほめるときにはもう一つ
全身で表現してほしいものです

つまり、声掛けだけではなく
ハイタッチをしたり
抱きしめてあげたりなど
身体を使ったアクションが加わると
よりほめられるというものが
体感しやすくなります

親子のコミュニケーションのひとつにもなりますので
ぜひためしてみてください

何をほめたらいいの?

ほめるというと
なんだか特別なことのように
感じるかもしれません

一体、何をほめたらいいのでしょう?

まずはいちばん大切なこと
「普通にしていること」
これを褒めるのです

例えば「よく噛んでね」と言うとき
「噛んでないよ」
「もっとモグモグして」など
ちょっと小言のようになってしまうこと
ありませんか?

こんなときは「よく噛んでね」と言った後
「頑張ってるね」
「あ、今回は10回もかめたね」
「かっこいいね」
「歯が強くなってるね」
など、直後にどんどんほめましょう

これがだいじ

普通は「噛んでね」の声掛けの後
しばらくしてまた噛まなくなってしまうと
「また噛んでない」
「さっき言ったでしょ」
なんて声かけを続けてしまうことがあります

けれどそこはぐっとこらえてみましょう

最初の「噛んでね」のあとは
ひたすら子どもが普通にしていることを
ほめて・ほめて・ほめましょう

ほめることで強化されていくことを
よく見てみてください

子どもの頑張りが伝わるはずです

そして親が言う「噛んでね」という指示のあと
子どもの行動に変化があり
その行動を強化することができます

1行動につき2回褒める

まずはこれを目標にされてはどうでしょう?

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