【小児発達】明日の支援を良いものにするために

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どんな子でも1日を良い体験で終える方法

発達に悩みを抱えていてもいなくても
子どもは毎日新しい経験をし
新しい発見をしています

そして
パパやママのいない中で
新しい経験から
良いことだけではなく
辛いことや悔しいことを
一生懸命消化して
成長しているのです

こういった辛いことや悔しいこと
ネガティブな感情を持ったまま
1日を終えるのは
ちょっとつらいですね

今日はそのお話しです

1日の最後の記憶

発達に悩みを抱えるお子さんと
一緒にいるお母さん

できないことをしかりながら過ごす日々は
本当につらいもの

良い声掛けをしようと
考えを巡らせ続けると
それはそれで疲れてしまいます

そして
「あぁ、今日はもうダメだ。
やめちゃえ・・・」
なんて感情も湧いてきてしまい
適切な働きかけすらやめてしまう
そんなこともあると思います

しかしそれでは
お子さんはもちろん
お母さんもつらいですね

子どもからすると
叱られた経験が最後に残り
お母さんからすると
叱った経験が最後に残る

翌日もこの記憶があると
子どもも萎縮してしまい
やる気が起きないなんてこともあるでしょう

気持ち良い1日の終わり方

となると
1日の最後の言葉掛けは
気持ちの良いものであってほしい

どうしたらいいか?

叱ったあと
嫌な記憶が残りそうなとき
かならず最後にひとつ
ほめること
良いことをひとつ見つけること

例えば何か失敗したときに
それを叱ってしまう
そんなこともありますね

とくに自分の子供の場合
期待も大きいので
なかなか冷静になれなかったり
寛容になれないことも多いものです

そこで、以前もお話した
スモールステップです

失敗したその課題を
わざとスモールステップに切り替えて
「できた」という成功体験を
経験させて、終える

こうすることで
叱られた・叱った経験で終わることはなく
なにかしら成功体験を感じて
1日を終えることができます

大人自身も同様に

じつはこれ
育児関係なく
大人にも言えること

毎日寝る前に
今日一日を振り返ってみてください

嫌な記憶もきっと湧き出ると思います

「あんな事言われたな」
「今日はうまくできなかったな」
「失敗したな」
など

この記事を書いている私もそうです
今日一日を振り返ると
良くないことも思い出されます

そんなときは
その中で何ができたか?
を思い返してみましょう

1日を良い気持ちで終える

これは大人も子どももだれでも
大切な明日を良い気持ちで迎える
大切な準備なんですよ

 

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